實好監督「振り返って、なんとも言えないというか、いろんなところに悔いが残るゲームだったかなと。そこをたくさんピッチに落ちている悔いを拾いに行かないといけないなという感じです。」

Q「悔いの部分を具体的に教えていただけますか。」
實好監督「自分自身の悔いもそうだし、みんなが集まってミーティングしたところから、雰囲気作りにしてももっといいアプローチができたかなというところもありますし、選手個人個人もいろんなところに悔しさがあったと思います。そう考えると、みんなで集まったところから、少しずつ何かがずれていっていたのかなという感じはしてます。」

Q「悔いの中に含まれるかもしれませんが、２失点とも自滅というか、自分達のミスに近い形で失点というところ、試合の入りも注意されていたと思いますが、若さが出たなという感じはしましたか。」
實好監督「そうですね。自分たちから積極的に動いて、自分からボールをもらって。それはGKからFWまで積極的にボールをもらってしっかり判断してプレーしようというところで、逃げずにしっかりボールを受けていたし、その中でのミスなので。でももっと周りのカバーもできたし、ひっくり返せるくらいのパワーを秘めた選手たちだからこそ、そのパワーをもう少し引き出してあげたかったなというのはあります。」

Q「フェルナンジーニョに対して、ハーフタイムに修正したことは。」
實好監督「最初からフェルナンジーニョのチームでもあるし、彼自身がガンバ時代には万博でも点をたくさんあげているし、リスク管理のところは強調しましたがうまくいなされ、やはり今日の中では一番怖い選手でしたね。対応しきれなかったです。」

Q「オーバーエイジ枠の選手が1人で、若い選手を中心にしたチームでしたけど、シーズン終盤にきて、改めて若手の成熟度であったり、逆にオーバーエイジ枠の選手がひとりしかいないなかで、見えた課題などありましたか。」
實好監督「チームコンセプトの中で誰が出ても、というところで、オーバーエイジ枠の小椋もしっかりやってくれましたし、アンダーエイジの選手も本当によくなってきているんです。練習の取りみも素晴らしいですし。それをあと少し、というところで、自分自身もあと少しのところでもどかしいところなんですけど、いいトライはしているので。そのあと少しをプレーで表現できる時を待ち望みながら、しっかりトレーニングしていきたいと思います。」