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明治安田生命J1リーグ 第28節
2022.9.3(土) 19:00キックオフ
2022.9.3(土) 19:00キックオフ
vs.サガン鳥栖
パナソニック スタジアム 吹田
試合終了
0
-
3
0
前半
1
0
後半
2
15 ' 西川潤
53 ' 宮代大聖
78 ' 小野裕二
試合後監督コメント
松田監督「非常に残念な結果になりました。何とか3連勝を、それもホームでファンの皆さんの前で勝利を、というのがどうしてもやりたかったことですけども、それが叶いませんでした。鳥栖さんの良さが出た試合でもあります。それは特に強度のところで。攻守に渡って、鳥栖さんの方がやっぱり上だったなというのは認めざるを得ないかなと思います。それによってミスを誘われたということですかね。やられた感覚はないんですけど、やっぱりミスをすればそこをしっかりと突いてくるということ。ただ、そのミスもより高いレベルを目指そうという上でのミスだったかもしれないし、そこはドライに判断して別に難しいことをしなくてもよかったかもしれないし、ちょっと分からないですけどね。単なる技術的なミスなのかとか。その辺り、やっぱり失点の仕方が勝ち試合には繋がらない試合だということは感じました。そういうところで、安い失点というか、そういうものなくゲームを進められれば、これまでの勝利のような試合展開には十分持って行けたと思いますし、いいカウンターであるとか相手の前がかりになったところを裏返すというような攻撃も出来ていなかった訳ではないので、その辺りで点が入るという形になれば、また別の試合展開になったと思いますけども、今日はそういう日ではなかったんだろうなと思います。」
Q「相手にリードを許した後の攻撃ですが、最後のゴール前までは行くけどそこから焦りがあったように見えたのですが、その辺りはどのように感じておられますか。」
松田監督「そうですね。やっぱり焦りだとかちょっと勿体無い終わり方をするだとかいうのはあった。それはやはりリードされている状況で、いわゆる焦りだとか、ちょっと落ち着きのなさとか、力が入ったとかということになったのかなとも思いますね。ですから、やっぱりそこでメンタルの部分のコントロールが1点ぐらいリードされていてもまだ前半じゃないかとか、そういう強かに戦えるような状況であれば、十分に逆転とかというのも次の1点でそういう流れになったと思うんですが、やっぱり後半の最初のまた1点というのも痛かったですね。もう交代は十分にしないといけないなと、10分でも持ってもらえればという気持ちでしたけども、それまでに入ってしまったので、ちょっと本当に後手後手を踏むような形になってしまったし、後から出た選手たちももっと焦るというか、そういう感じになってしまったかなという気はします。すごく気持ちを見せて、選手は1点返して、そして同点に、そして逆転に、というような気持ちを持って最後までやってくれたと思います。ただ、やっぱりちょっとリードしたチームの余裕と追いかけるチームの焦りみたいなものが最後まで出た試合かなと思います。」
Q「その中で交代策で山本(悠樹)選手だったりボールを回せる選手を入れてリズムを作りかけた部分もあったと思いますが、そこに関しての手応えはいかがですか。」
松田監督「はい、山本悠樹は前節も非常にいい仕事をしてくれていました。中盤でボールを収めてくれて、リズムを変えて、攻撃にアクセントを作るという意味ではすごくよかった。そういう仕事はやってくれたと思いますし、後の選手も流れを変える、何とかしようというフレッシュな脚を使ってやる意気込みは十分見せてもらったところで、初めて見る選手なんかもいましたし、その辺はある意味、今日の収穫として手に入れたものだという風に捉えたいと思います。」
Q「一番最後の5枚目の交代カードでCBを変えましたが、ミスからの失点という話もありましたが、ボールを左サイドでどう運ぶのかが今日の試合難しそうに見えましたが、左サイドの出来というか評価について教えてください。」
松田監督「先ほども言いましたけど、レベルの高いところにチャレンジしてのミスなので、しょうがないと思いますけども、交代カードがまだ残っていた中で、福岡(将太)選手もどういうパフォーマンスが見せられるのか、今ちょっとCBが手薄なところで、どういうプレーヤーなのかというのも、実際の試合の中で私も見たいなというところもあったし、彼はビルドアップとかそういう部分に長けている選手という情報もあったし、その辺を見てみたかったというのが交代の意図です。 」
Q「左サイドの今日の90分を通した形についてはいかがですか。」
松田監督「前節まで(黒川)圭介が出てくれていましたけども、ちょっとコンディションが合わずに今日は出られませんでしたけど、彼は非常に良くやってくれていた中で、ちょっとしたバランス、何と言うんですかね、相手との兼ね合いともあるかもしれないですけどね、その辺は。ですから、はっきりは比べられませんけども、前節、前々節の方が左サイドはスムーズだったなというのは実際にありますね。」
Q「前半は同点に追いついてもおかしくない良い流れで後半を迎えましたが、鳥栖が後半から3バックに変えてきてミスマッチのような形を作ってきましたが、その通りのサイドからの失点でしたが、そこはチームの対応力がまだ足りないのか、それとも単純に個の対応が理由なのでしょうか。」
松田監督「そうですね、ちょっと(映像を)見てみないと分からないですけど、最初にメンバー表を見たときに3-4-3で書いてあったりして、相手は。実際は4-4-2か、4-2-3-1か、いずれにしても4バックだったと思うんですけど。そんな中で3バック、5バック、そういうシステムに対しても準備はしていましたし、実際に名古屋とか広島で3バックに関しては経験が積めていたので、どちらが来ても大丈夫だなというようなことは言っていましたし、そんな中で後半はちょっと3バック気味だったりというので、そんなに問題はないんじゃないかと思っていたんですけど、実際にちょっとしたミスマッチのところで隙みたいな部分があって、(そこを)突かれたという感は否めないですね。ですから、それに対してもっと対応力を高めないといけないということは改善点にはなると思います。」