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2026.3.3[チーム]

[プレビュー]ベスト4への第一歩。ラーチャブリーに再びガンバの力を示す時が来た

ACL2のノックアウトステージは全てが痺れる戦いの連続だ。
最初の関門だった韓国の名門、浦項に対してはホームで苦しい時間帯は強いられたものの、ガンバがベスト8への切符を掴み取った。
ただ、頂点を目指す戦いは連続してやってくる。市立吹田サッカースタジアムで行われる準々決勝で対戦するのはグループステージでも顔を合わせたタイのラーチャブリーとなる。

浦項戦では敵地で引き分け、ホームで勝利するというカップ戦の定石通りの勝ち上がり方を見せたガンバだが、準々決勝で求められるのはホームで絶対に先勝することである。

2試合トータルの戦いの末に勝ち上がるノックアウトステージだが、ガンバの決意は明確だ。
「とにかく目の前にある次の試合が大事。常に100%の部分を出さないといけない」とヴィッシング監督が言えば、清水戦で待望の今季初ゴールを決めた食野も「ホームの1試合で決める、目の前の1試合を勝つという気持ちが大事になる」と力を込める。

いかなる相手だろうと貫くのは今季のガンバのスタイルだが、活かしたい教訓もある。ACL2ラウンド16 2ndレグの浦項戦と明治安田J1百年構想リーグの第4節 清水戦では2点を先行した後の決定力に課題を残したガンバだが「追加点を目指すことと、試合の終わらせ方は反省材料として次に活かしたい」と三浦も話す。
縦に速いだけでなく、ボールも動かしながら相手を攻略する今季のガンバだが、必ず決定機は巡ってくる。流れの中からでもセットプレーでも、先手を取ってラーチャブリーの戦意を削ぐ展開に持ち込みたい。「サポーターの皆さんの前でしっかりと自分たちのサッカーを見せて勝ちにいきたい」とヴィッシング監督も勝利だけを意識する。

一方のラーチャブリーはラウンド16でインドネシアのプルシブを2戦合計3-1で下して勝ち上がってきた。
グループステージはいずれもガンバがクリーンシートで勝利しているが、半田は「グループステージとは全く別のチームになると思うので、頭を切り替えないといけない」と警戒感を口にする。実際、ラーチャブリーはノックアウトステージに向けて複数の新戦力を獲得。岡山と大分でプレーしたアタッカーのグレイソンやタイ代表で昨季、セレッソ大阪に一時在籍したタイ代表のウインガー、ジャルンサック ウォンコーンら前線に侮れない選手を加えている。しかし、半田も情報はインプット済みだ。「僕のサイドにも足の速いドリブラーが加わったり、サイドバックも変わったと聞いている。その選手たちのいい面、悪い面も少しは頭に入っている」。元U-20ブラジル代表のネゲバへの対策も含め、チーム一体となって堅い守りを見せつけたい。

「自分たちのホームなのでホームでどれだけいい戦いをして、いいスコアで第2戦に持っていけるか」(食野)。サポーターの後押しも支えにしながら、ガンバが再び勝ちに行く。