ポヤトス監督「リスペクトを込めて言いたいですし、自分自身、リスペクトを常に持っている人物なので、この場をお借りして言いたいこともあるんですが、まずは両チームにとって持っているレベルを示す試合になったなと思いますし、マリノスさんの勝利に対して祝福したいなと思います。ただ一点、悲しい点がありまして、ダイレクトに今から言うんですが、アジアのベストなリーグ、Jリーグというものがある中で、もっと審判のところは本当に改善しないといけないんじゃないかと自分自身は思っていて、そしてもっと審判同士で助け合うということをしないといけないのではないかなと思います。何のためにVARは存在しているのか、いつもVARがあるにも関わらず、毎週どこかの試合で妙なミスというのが多く存在していると思います。ガンバ大阪の責任者として、日本サッカーにリスペクトを持っているので、逆に要求したいなと思っています。そして、日本サッカーをさらに良いものに改善していかないといけないんじゃないかなと思っています。」

Q「ポヤトス監督は判定についてPKの場面をおっしゃっていると思うのですが、1回目のPKはGKが先に動いたかもしれません。2回目はシュートする前に横浜FMの選手3、4人がボックスに入っていたように見えました。どちらを指摘されているのでしょうか。」
ポヤトス監督「（1回目のPKの）東口のところに関しては、確かに（ゴールラインを）超えていた。数センチ確かに動いていたと思いますし、数メートルだったかもしれませんが動いていたと思います。でも、そのあとにすぐにVARの介入がありました。そして蹴り直しが行われました。その後、先ほどおっしゃったように数人の選手、1人じゃなくて数人の選手が早く入っていたと思うんですが、そこに関してはVARの介入は全くなかったというところで審判の意図がもう明らかに違うなっていうところがあるなと思っていて、東口が数センチ、数メートル動いたところに関しては意図を持ってすぐに（VARが）入る。ただ、マリノスさんが数人入ったところに関しては、審判に何らかの意図があって（VARが）入らない。何らかの審判の意図というものが存在しているんじゃないかなと思っています。そして、うちのホームで試合をした時にエドゥアルド選手のハンドがありました。でも（笛は）吹かれませんでした。おそらく何らかの意図があると思います。その前に浦和さんとアウェイで試合をした時に、うちの福岡がほぼ同じ状況でPKを取られました。おそらく何かの審判の意図があると思います。というところで逆に皆さんに質問したいんですが、どんな意図があると思いますか？というところを質問したいと思っています。」

Q「その判定のところについてですが、試合中もしくは試合後にポヤトス監督は主審から何か説明を受けられたのでしょうか。」
ポヤトス監督「本当にこれも妙なことが起きているなと思う事象があって、何人かの選手が聞きに行った時に、うちの選手が副審から言われたようなんですが、2回目のシーンはGKが弾いた時に跳ね返りの意図がなければ、別に入ってもいいということを説明されたらしくて、でもそんなルールは実際には存在しないので、でもそういう説明を実際に受けていて、これは大丈夫なのかなっていうのは率直に思いました。」

Q「いい試合だったので試合についてもお伺いしたいのですが、今日は福岡選手を右SBに起用して最後は足をつったものの、いいパフォーマンスだったと思います、どのような意図があって起用されたのかというところと評価をお願いします。」
ポヤトス監督「将太（福岡）のところは良かったんじゃないかなと思っていますし、マリノスさんを分析しながら両ウイングに良いウイングがいらっしゃるので、そこの対応のところで俊敏な選手が必要だと思っていて、そこで今日は黒川と福岡で行きましたが、しっかりとスピードの部分でも対応してくれたと思いますし、そんなに怖いシーンを作らせることなく、しっかりとやってくれたと思っています。」

Q「途中で三浦選手が交代しましたが、怪我の具合はいかがでしょうか。」
ポヤトス監督「強く踏まれてしまってダメージを結構受けたようで、痛みがプレー中に残っていたと選手から訴えてきたので交代するしかなかったので、重症でないことを祈りたいなと思うのですが、そういった意味で交代しました。」