ポヤトス監督「本当にサッカーって改めて素晴らしいものだなと思いましたし、本当にガンバとしていい試合をしたんじゃないかなと思います。もちろんポイントを落としてしまったことは残念だったんですが、本当にいい試合をすることが出来たと思います。ボールを持ちながら、ゴールチャンスをしっかり作ることが出来ていましたし、Jリーグの中でも優秀な鳥栖のGKを崩すというのは難しいことだと思います。ただ相手GKのセーブのシーンが多く見られることは自分たちがそれだけチャンスを作れていたことの証にもなると思います。その中で失点してしまって、相手の疲労も見えてきた中でチームとしてもリアクションを示さなければいけない中で、山見が今日しっかりと活躍して、自分の力を見せてくれた中で本当に自分たちのサッカーが出来たという喜びはあるとともにポイントを落としてしまったところの悔しさがあるというところが振り返りになります。」

Q「自分たちのサッカーというところが特に前半は出来たと思うのですが、ポヤトス監督はその要因をどうお考えですか。」
ポヤトス監督「本当にチームは今、いい瞬間にいると思いますし、そのいい要因でいうとチームとして、どうしてプレーしたいのかというところを日に日に理解できてきているんじゃないかと思いますし、選手間の関係性についても良くなってきたと思っています。やることがハッキリしてきたことが、いい要因に繋がってるんじゃないかなと思います。後は、あのような前半のいい流れの時にしっかりと仕留め切る決定力が大事だと思いますし、やっぱり前半で複数得点を取ることができてゲームを終わらせることができれば良かったなと思うんですが、サッカーというものは本当にああいうワンチャンスで失点に繋がるところがあるんですが、本当にいい流れが出来ているんじゃないかと思っています。」

Q「宇佐美選手を途中からワントップに起用されたと思いますが、その狙いとポヤトス監督はどのように感じていたのか教えてください。」
ポヤトス監督「あの瞬間、相手を押し込める展開が続いていたので、（宇佐美）貴史を投入しました。彼はしっかりとボールに絡むことが出来るので、彼がボールを受けたところで、相手が出て来て、2対1の局面はしっかりと作り出したいなというところがあって、その2対1の局面のところでコンビネーションを期待していました。そこで、しっかりと何本か、2、3回は崩せているシーンがあったと思うのですが、鳥栖さんもその後リアクションを示して対応されてきたので、そのあと貴史をインテリオールの位置に落として（鈴木）武蔵を入れました。」

Q「山見選手は3ヶ月ぶり以上の出場だったと思いますが、あの時間帯に投入しようと決断した理由を教えてください。」
ポヤトス監督「いつも言ってるように彼は本当にタレントを持っている選手なので、信頼してました。ただ、このチームとしてやっていること、シーズン始めからやってきたことに対して、今までのガンバとの変化があった中で、彼も適応しないといけないところであったり、闘うために欠けているものというのがあった中で、本当にシュートのところは素晴らしいものを持っているんですが、闘うために欠けていたものがあった中で、でも、そこを普段しっかりと努力する姿があって、そこは自分自身が見てきた、その信頼というものが起用という形になりました。」