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2025.8.23[チーム]
PICKUP PLAYER FW51 満田誠『相手の嫌がる攻撃で先制点を奪う。』
前節・FC町田ゼルビア戦は内容がすごく悪かったとは思っていないですが、ここ最近、勝てていないガンバと、勝っている町田という差が結果に現れてしまったように感じます。例えば、追いついた中で喫した2失点目にしても、自分たちのミスもあったとはいえ、町田はあそこに詰めている選手がいたのに対し、自分たちは似たようなシーンで人数をかけられていなかったというか。そういう細かい部分での勝利への執念や、点を取りたい気持ちが、結果を分ける差になってしまったようにも感じました。
また、これは町田戦に限らず、その前の2試合にも言えることですが、3バック、5バックの相手に対して、ビルドアップで落ちつきどころを見出せていないとか、攻撃が単調になってビルドアップやポゼッションといった自分たちの良さで勝負できなかったことも、攻撃があまり機能しなかった要因だと思います。その中で、いずれの試合も『先制点』を許してしまって、自ら難しい展開を招いたようにも感じました。
もっともプラン通りに進むとは限らないのがサッカーなので、自分たちの良さで勝負しようとしても、それを出させてもらえない時間帯は必ずあります。そういう時には夏前の戦いのように割り切って、まずは守ってショートカウンターで出ていく、といった戦いに切り替えるのも1つだと思います。いずれにせよ、チームとして進め方に共通理解を持ちながら、間延びせず、コンパクトな陣形で戦えれば、攻撃も守備ももっと理想的に進められる時間が増えると思っています。
横浜FCは、前線に『一発』を持った個性のある攻撃陣が多く、シンプルに彼らをターゲットにした戦いを敷いてくる印象があります。前節・ヴィッセル神戸戦も守って、守って、最後の最後でワンチャンスを仕留めて勝ったことも自信にしているんじゃないかと思います。その守備の粘り強さを踏まえても、僕たちができるだけ早く『先制点』を奪えば、相手にはより重くのしかかり、自分たちにはより優位に試合を進めるきっかけになります。だからこそ、相手の嫌がる場所をしっかり突いていくことを意識しながら主導権を握り、先行する展開に持ち込みたい。僕自身もそのために動きを止めないこと、周りと連動して動くことを心掛けようと思います。
その上で、今の僕たちが何よりも、欲しているのは勝利です。サポーターの皆さんの力も借りて『ホーム』で勝利を掴むことで、ここからまた上がっていくきっかけにしたいと思っています。誰が出ても、全力を出し切る準備はできていますし、その姿を全員で勝利に繋げます。応援よろしくお願いします。












