NEWS
ニュース
2026.10.1[U-21]
[ガンバの未来] ③未来に向けて新たな一歩を踏み出した、選手たちの決意。
<第一章>未来を描く。
2026/27シーズンに発足が決まったU-21 Jリーグ。今シーズンは全11クラブが参戦する同リーグにガンバ大阪も名乗りを上げた。育成型クラブとして新たな可能性を見出していくことが目的だ。第1章ではU-21 ガンバ大阪が描く未来図に触れる。
開幕から3試合を戦って2勝1敗。勝利と成長の両輪を意識した戦いを続けているU-21 ガンバ大阪。今回は同リーグでのプレーを続けているトップチームの張奥林とユース所属の2選手に、実際にU-21 Jリーグを戦っている中で感じたこと、今後の目標を聞いた。
張奥林
「トップチームに昇格して3シーズン目を迎えましたが、過去2シーズンは一度も公式戦での経験を積めなかったことからも、U-21 Jリーグで公式戦の経験を積めることはすごく大きいです。実際、ここまで3試合のうち2試合で先発しましたけど、開幕戦(U-21 ファジアーノ岡山)は1試合を通して試合をすること自体が、練習試合を含めても2試合目くらいだったのもあって『ピッチってこんな広かったっけ?』っていう感覚にもなったし、時計の針が進んでいく中でも『90分』をすごく長く感じた部分もありました。特に後半はボールにいくパワーが上がらず、自分としても練習や練習試合では感じられなかった『え?』みたいな驚きもあり…それも明らかに試合から遠ざかっていたからこその感覚だったんじゃないかと思っています。
その中で改めて感じたのはやっぱり練習試合はどこまでいっても練習試合でしかないということ。相手も含めて別に手を抜いているわけではないですが、試合特有の緊張感は公式戦でしか得られないと思いました。特にU-21 JリーグはDAZNでの放映もあって、お客さんから『見られている』環境下で試合をすることもいい緊張感につながっています。
ただ、U-21 Jリーグはユース所属の選手もたくさんピッチに立つ可能性がある中で、彼らにとっては間違いなく1つ上のカテゴリーでプレーできるのは大きな経験になるはずですが、プロ3年目で、21歳の僕はそこでプレーすることに満足していてはいけないと思っています。もちろん、先ほども話した通り、公式戦で試合勘を積み上げられるのは間違いなくプラスですけど、ここでプレーしていることがOKになってはいけないし、このステージでのプレーをトップチームでの活躍に繋げるものにしなければいけない。実際、開幕を迎えるにあたっても『ここで結果を残せなかったらトップでの活躍なんて無理やろ』と思っていたし、この先もその自覚のもとでU-21 Jリーグを戦おうと思っています。
その中では、自分が出た試合での『無失点』は最低限の仕事だと思っています。もちろん、毎回、即席でチームを組む難しさはありますけど、アカデミー育ちの選手は共通認識を持てている部分も多いし、実際、試合中に多少の意識のズレみたいなことが起きても、すぐにコミュニケーションをとって修正できているのであまり気にしていません。とにかく自分を含めた守備陣がゴールを許さなければ負けることはないからこそ、常にクリーンシートにこだわって毎試合、試合に臨もうと思います。」
藤本祥輝
「U-21 Jリーグの初戦から、たくさんのお客さんがスタジアムに足を運んでくださったり、DAZNで配信されることもあって、ユースの大会とは違う緊張感を感じていました。僕自身はU-17日本代表などの活動を通していろんな経験をしてきたつもりですけど、それともまた違う新しい経験ができています。特に、プレスの強度やパススピードはやっぱり同世代の試合、大会とは違うなと感じることも多いです。アカデミーの先輩、堂安律選手などがこうしたステージを経て、海外や日本代表での活躍に繋げていることもいい目標になっています。僕もこのステージでは当たり前に圧倒できる選手になってJリーグで活躍し、いずれは海外に飛び出していきたいです。
試合を戦う上で意識しているのは自分の特徴である『声』を切らさないこと。開幕戦でトップチームの将太くん(福岡)と同じピッチに立った時も、試合前のロッカールームやウォーミングアップの間も、試合中もずっと声が切れていなかったなという印象があったし、それは年齢とかにも関係なく誰でもできることだからこそ、自分もやっていきたいと思いました。試合毎に即席でメンバーが組まれる中でも1つの強いチームとしてまとまって試合ができるように、その役割を自分もしっかり担っていこうと思っています。
また、個人的には、相手にどう対峙するかとか、頭の部分は結構冷静に試合を進められるタイプだと思っているので、そこに加えて、90分間走り切れる運動量などフィジカル面を強化することでより強い、怖い選手になっていきたいという思いもあります。マチさん(町中大輔U-21監督)もおっしゃっていたように目標は優勝です。僕はめちゃめちゃ負けず嫌いだからこそ、目の前の1試合1試合に懸ける思いは誰よりも強いと自負していますが、それを他の選手にも伝播させながらチームを引っ張れる選手になっていこうと思います。」
城阪光喜
「U-21 Jリーグ開幕戦で、U-21 ガンバ大阪としての初ゴールを決められたのは嬉しかったです。3ヶ月前の自分はユースでもBチームの試合に出ていたくらいでしたが、ヨコさん(横谷繁ユース監督)にずっと言われてきた『準備をして結果を残し続けたら上にいけるぞ』って言葉を信じて準備を続けてきたことで、プレミアリーグやU-21 Jリーグでの得点に繋がりつつあるのかなと思っています。
ただ点を取れたことは自信にはなる一方で、それが大きくなりすぎると過信になりかねないからこそ調子に乗らず、点を取れた事実を自分のモチベーションに次の試合に向かう、結果に繋げるということを繰り返していこうと思います。
そのためにはまだまだ磨かなければいけないところもたくさんあります。実際、U-21 Jリーグではゴール前のアイデアや質は通用するかも、と思えた一方で、そこに至るまでのプレー判断はまだまだ早めなければいけないと感じています。ユースでは一旦ボールを止めて間に合っていたシーンでも、U-21 Jリーグではボールをもらった瞬間に相手DFが1〜2枚寄せてくることが多く、それによってボールを失うことも多かったからです。だからこそボールを受ける前にもっと周りを見て、先を予測して動くことは自分に求めていこうと思います。
またユースの試合以上にたくさんの人に観られている中でプレーする緊張感にも慣れていかなくちゃいけないと思っています。第2節のU-21 ヴィッセル神戸戦は初めてパナソニックスタジアム吹田で試合をしたんですけど、憧れの舞台に立てた嬉しさと同時に、いつもここでトップの選手が試合をしているんだなと思って緊張感が増した自分もいました。上から試合を観戦していた時に描いていたプレーもいざピッチに立つと簡単ではないなと感じることも多かったです。そういった面でもこの舞台をしっかり自分の経験値にしながら成長し続けようと思っています。」
―
高村美砂●取材・文 text by Takamura Misa
【次回に続く】
<第二章>未来を育てる。
関連ニュース
-
26.10.31[U-21][ガンバの未来] ④育成の現場から。アカデミー発足から35年。育成型クラブとしての歩み。 -
26.10.31[ファンクラブ]11/22(日)ロイヤルコース限定「ファンサービス会」参加者募集のお知らせ -
26.10.31[スタジアム情報]11/25(水)ACL Elite 2026/27 リーグステージ MD5 ポートFC戦 アルコール全商品を500円(税込)で販売! -
26.10.31[チケット]12/12(土)明治安田J1 第19節 東京ヴェルディ戦 VIPルーム/ペアチケット販売のお知らせ -
26.10.31[グッズ]11月のオフィシャルショップ「ブルスパジオ」営業に関するお知らせ











