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2026.10.8[チーム]
[プレビュー]シーズン序盤の「分岐点」。鹿島に勝って9連戦に弾みをつける
ルヴァンカップ1stラウンド4回戦 柏戦では打ち合いの末、4-5で敗戦。目指したタイトルの一つを失ったガンバだが、次なる戦いに向けて指揮官も選手も既に気持ちを切り替えている。
鹿島戦を皮切りにACL Eliteを含めた公式戦9連戦が待つガンバだが、昨季のJ1リーグ王者のホームで挑む一戦は単なる一試合にとどまらない意味を持つ。
「ここで鹿島に勝てれば、流れは絶対に僕らに向いてくる」と話すのは中盤の軸の一人、安部だ。
リーグ戦では3連敗中という結果こそ残るものの、直近の神戸戦で見せた前線からアグレッシブにボールを追う本来のスタイルは、明らかに機能性を見せ始めている。ビルドアップに長ける柏に対しても「あれほど保持が上手いチームに対して奪えているシーンはあった」と明神監督も敗戦の中で見た光明に手応えを口にするが、今、ガンバに必要なのはブレずに自分たちの戦い方を貫くことである。
攻撃のキーマン・ジェバリも「今、僕らがフォーカスしないといけないのは自分たちがどういうサッカーを見せるかということ」と力を込めた。
代表ウイーク中は戦術に磨きをかけるだけでなく、土信田や藤原ら新戦力をよりフィットさせるための有効な時間としても費やしたが、「より周りと合ってきたという感覚があるので、それを試合で出したい」とリーグ戦での初ゴールに向けて土信田も意気込みを口にする。
前線から連動してボールを奪う方向性に関してはチームで体現しつつあるガンバだが、次のステップは不用意なロストを避けることである。柏戦でも「ピンチになる場面はボールの奪われ方の問題もあった」と明神監督は反省点を口にしたが、縦に速く攻める場面とボールを握る時間を意識することのメリハリは不可欠。デビュー戦となった神戸戦で早くもそのクレバーさの一端を見せた藤原も「鹿島の得点パターンを見てもクロスからが多いので、まずクロスを上げさせないことがサイドバックとしては重要になる」と守備面での貢献を最優先するが「ボールを奪った後に僕のところでボールを落ち着かせられたら、僕らのペースになったり、落ち着いた試合運びができる」とゲームコントロールにも関わるつもりでいる。
一方の鹿島も高いモチベーションでガンバを迎え撃つはずだ。昨季リーグ王者であるだけでなく、明治安田J1百年構想リーグの地域リーグラウンドEASTも1位でフィニッシュ。攻守両面で完成度の高いチームではあるが、直近のリーグ戦では3敗1分と勝利がなく、4試合で10失点を喫しておりJ1リーグ8位という立ち位置だ。
ただ、10得点で得点ランクのトップを走るレオ セアラや4得点のチャヴリッチだけでなく、鈴木ら侮れないアタッカーを揃えるのが鹿島。「90分を通じて隙を見せずに相手を突いていきたい」と明神監督が話すゲームマネージメントも不可欠になるはずだ。
「アウェイの鹿島戦で勝てば勝点3以上のモノがある」(山下)。
意地と強度をぶつけ合うタフな90分間でガンバの覚悟とプライドを見せるのみだ。











