クルピ監督「4ゴールが生まれる、非常に見ごたえのある、エキサイティングな試合になったと思います。最後まで3点目を取りに行く戦い方を選手達はしましたし、実際3点目が決まってもおかしくないチャンスもありました。ただこの結果は妥当な結果であるとも思います。
ただ、ガンバ大阪としてまだバランスが取れていないという課題もありましたし、その責任は全て私にあります。まだ少し時間がかかるかもしれませんが、今よりもっと良いサッカーを、ガンバ大阪というのは絶対に見せてくれると思っています。」

Q「今野選手が復帰して、監督がずっと気にされていた中盤のバランス面がどうだったかということと、今野選手は随所に素晴らしいプレーがありましたが、少し失点に絡んだところもあったと思います。その点についてもどう思われますか？」
クルピ監督「今野選手は非常に長い間公式戦から遠ざかっていて、今日が初めての90分のプレーだったということを考えれば、本来のプレーが全て出せなかったとしても当然なことだと思いますし、最初の試合で本来の姿を全て出すということは難しいと思います。3試合、あるいは5試合重ねれば、彼の本来の姿というのは出てくると思います。ただ、彼の復帰によってもう1人のボランチをどうするのかというところは、依然として課題になってくると思います。中盤の構成というのは、今後も修正するべき点として考えています。」

Q「前半から左サイドで押し込む形が増えて、後半、2枚、井出選手と初瀬選手を入れて、より左で攻撃をする狙いがあったと思いますが、 逆に守備は押し込まれる形が増えましたが、この交代の意図と評価はどうお考えでしょうか？」
クルピ監督「2人とも後半入りましたが、非常に良くやってくれたと思います。本来のポジションではない井出選手も左サイドでプレーをしましたが、さらに左サイドから攻めるという意味では、攻撃において後半、２人は求められる役割を果たしてくれたということは言えると思います。」