クルピ監督「負けという結果を見れば最悪の結果ということにはなってしまいますけれども、最後まで戦い抜いた、そしてフィジカル的にも出し切った選手たちの戦いぶりは評価されていいのではないかと思いますし、これが負けではなくて違う結果になってもおかしくなった流れの時間帯もありました。まだまだ、チームとして成長していかなければならない部分も感じています。今日デビューした選手もいますし、これからの連戦でチームの力を伸ばして行けるようにチームの力を合わせて戦い抜いて行きたいと思います。」

Q「試合の最初の10分ぐらいの守備の集中度が非常に低かったように感じましたが、何故あのようになってしまったのでしょうか。」
クルピ監督「実は今の質問がそのまま答えになっているのではないかと思ったのですが、まさしく集中力がなかったというところが立ち上がりの問題ではなかったのかなと思います。特にセットプレーでの失点というのもありましたが、セットプレーは試合の中で一番高い集中力を求められるプレーで、さらに試合運びで一番難しいプレーだと思います。そのセットプレーでのクロスを防げなかったのは集中力の欠如だと思います。」

Q「マテウス選手が今日デビューしましたが、彼に対する評価と、終盤に彼を前に上げたと思うのですが、その狙いを教えて下さい。」
クルピ監督「プレーの評価としては今日はまあ普通ではなかったのかなと思います。日本のサッカーのテンポに今日初めて触れたと思うのですが、そういった中で厳しい部分も彼にはあったかと思います。ただ、本来技術的にはしっかりとしている選手なので試合を重ねるごとに必ずもっと良くなると思います。私は特に指示を出してマテウスのポジションを上げたわけではなくて。試合の流れからしてああいうポジションになっていったのも、スコアを考えればノーマルなことだったと思います。」