クルピ監督「今日の負けという結果ですけれども、最悪の結果です。そして長崎の方がチャンスを数多く作られていたという内容を考えれば当然の結果であると。そういう試合だったと思います。」

Q「大雨の中のゲームでしたが、後ろからつなごうとして何度もピンチを招いた場面があったと思いますが、チームとしてどういう指示がありましたか。」
クルピ監督「雨ということに関して言えば、両チームにとってやりにくかったのは同じかと思います。特に後半、かなり降りましたので、試合がやりにくかった部分は選手たちにあったとは思います。ただし、前半はまだボールは繋げるピッチコンディションでしたのでリスクは多少あってもしっかりと繋いでいくというのは我々のスタイルとしてやっています。ただし、トータルで見ればやはりバランスが悪く失点につながってしまったというところがあったかと思います。」

Q「ルヴァンカップでは好調ですが何故、Jリーグの試合でチームのパフォーマンスが違うのでしょうか？」
クルピ監督「私はそれほど我々のチームの中に差があるとは思っていないんですけど、何故ならばチームとしてまだ安定していない、それが現実だからです。ルヴァンカップは私の見ている限りでは決していいサッカーをしているから勝てているというわけではありません。相手もメンバーを代えてきているのはあるかもしれませんが、我々のチームが決していいサッカーをしている、その中で勝利に繋がっているという部分では決してないと思います。あと日本のサッカーというのはあまり大きなレベルの差がカテゴリーの中にないと思うんですが、例えばキャンプの時に我々はJ3のチームと試合をして引き分けたという試合もありましたし、ルヴァンカップの初戦では広島さんに大敗したという試合もありました。」

Q「J1では初めて長崎と対戦して0対3という結果でしたけれども長崎の印象を聞かせて下さい。」
クルピ監督「非常にいいチームだなと思いました。選手として個人的に今まで一緒に同じチームでやったことがあるのは黒木選手だけだったんですけれども、Jリーグの他のチームと同様、非常にバランスの取れたチームで更にこれだけの雨にも関わらず、非常にいいサッカーをされていたと思います。」