ポヤトス監督「本当に悔しい敗戦になりました。自分自身もこのように負けが続いているというところでフラストレーションが非常に溜まっています。しかし、今日の試合は、前半からチームが素晴らしいプレーの流れを作ってくれましたし、いい前半そして、全体を見てもいい試合してくれたと思っています。やはり失点の部分も含めて、エラーのところで少しやられたなと思うんですけど、今日は選手1人1人が素晴らしい姿勢、素晴らしいプレーを披露、表現してくれたと本当に心から思っています。本当に悔しく思いますし、痛みとともに今シーズン終わってしまったというところで非常に悔しく思っています。」

Q「最後、負けている状況で藤春選手をピッチに送り出しましたが、その辺りのポヤトス監督の思いを聞かせてください。」
ポヤトス監督「本当に藤春選手は、このガンバ大阪のレジェンドの選手ですし、それにこれからも値する選手だと私自身は常に思っています。本当にファンの皆さまとの別れというのを差し上げたかったんですけれども、やはり負けている状態でこういった形で出場させて申し訳なく思っています。しかし、本当にこの1年間、私のチームをすごく支えてくれましたし、若手そして、仲間を思いやる選手、模範になる選手で、選手の鏡っていう形の選手で本当に私にとって重要な選手でしたし、助けられました。」

Q「シーズン中に良かった時期もありましたが、結果的に7連敗でレギュレーションが変わっていなければ入れ替え戦に回ってもおかしくない16位でした。この16位をポヤトス監督はどのように捉えていらっしゃるのかという点と、未来につながるベース作りは出来たという手応えはお持ちなのかを聞かせてください。」
ポヤトス監督「まずは本当にチームも自分自身もこのシーズン悲しさでいっぱいで、こういった状況に最後なってしまったのはすごく悲しさでいっぱいです。しかしこの9月で勝てれば本当にチームとして、すぐに残留は決まって、落ち着いて、また違う展開に持っていけたと思っていますが、カレンダーの難しさなどもチームに影響しました。その中で、負けていた試合の中でも、勝ちに値する試合、紙一重のところまでという試合がかなりあったと思ってます。それも言い訳になるかもしれないですけども、これも1つのサッカー、フットボールということだと思っています。もちろんファンの皆さまが勝ちたい姿、ガンバが勝つという姿を見たいというのも分かりますし、そこに期待に応えられなくてとても悲しくも思っています。しかし、私は隠れず、いつも通り前を向き、選手と共に前を向き、未来に向けて、このガンバを元ある位置に戻すために良くしていき、成長させていく糧と思い、しっかりと前へ進んでいきたいと思っています。あとは本当に、このガンバ大阪というチームを前に前進させていきたいと思っています。」

Q「先ほどガンバを前に進めていくという話がありましたが、来季に向けて今どういうところが必要だと感じているのか、そして来季をどういうシーズンにしたいか、シーズンが終わったばかりですが、お聞かせください。」
ポヤトス監督「今、ちょうどシーズンが終わったところで、なかなか来季のことを考えるというところがなかなか難しいんですけれども、やはり選手の選考というところ、来季に向けての私たちのサッカースタイルに合う選手選考というのが非常に大事になってくるかなと思っています。それもポジションごとにしっかりと、私たちのアイデア、プレーモデルに合う選手がしっかりと来る選んでいくということが大事なのかなと思っています。」