ポヤトス監督「非常にうれしく思っています。本当にいい形で試合を締めくくれたなと思っています。と同時にホームで勝つという、勝利を皆さんに届けられたこと、そしてディフェンスでのプレッシングを自分たちの意図したようにできたというところがうまくいったなと思っています。本当に、新潟さんは素晴らしい監督、ともに素晴らしいチームですし、アタックの方も決定的な場面をお互いに作ったと思います。その中で本当に、今日は勝ちに値する日だったと思いますし、選手を本当に心から讃えたいと思っています。と同時にファン・サポーターの皆さまに喜びを届けられたことにすごく満足しています。」

Q「得点は1点だけでしたが、それ以上の差を見せられたように思います。攻撃と守備が一体となった戦いができたと思いますが、今季狙っている戦いがある程度、示せたという自信みたいなのはありますか。」
ポヤトス監督「そうですね、攻守が一体となるということがすごく重要だと自分自身は思っています。去年、そういったところは目指していたんですが、なかなかいい形で進めなく、でも攻守を切り離して考えるということではなくて、しっかりと一つに、一体となってプレーすることが大事だと、そこにプラスしてアグレッシブさもすごく重要になります。これは相手によって、変わっていくところもあると思うんですが、このような今年のアイデアをしっかりと選手たちも理解してくれていますし、それをこれからも続けていきたいと思っています。」

Ｑ「PKで宇佐美選手が2試合連続ゴールという形になりました。昨日の囲み取材では「タカシを楽しみたい」とおっしゃっていましたが、楽しめましたか。」
ポヤトス監督「そうですね、すごく楽しめました。同時に、やはり1人の選手のことを言うのはあまり好きじゃないんですけれども、やはり若い頃から彼の宇佐美貴史という名は轟いていて、本当にとてもいい選手で、常に驚きを与えてくれると自分自身が前から知っている存在です。ですので、サポートしてあげたいなという気持ちと、彼がもう一度サッカーを楽しむことを感じてもらえるように自分自身は今後ともチームと共もサポートしていきたいなと思ってます。やはり、その中でも、チームで彼が輝く姿、個人だけでなくて、そこのチームとして、彼が輝く姿は嬉しく思いますし、やはり今日のPKというところも彼にフォーカスが当たるんですけれども、チームとして、勝ったというところがすごく今日はうれしく思っています。」

Ｑ「前線からのプレスもしっかりと効いていた中で、後ろの押し上げも素晴らしかったと思うんですが、中谷選手も後ろで効いていたと思いますが、その辺りの評価を聞かせてください。」
ポヤトス監督「もう一度言うことになり、一人の選手のことを言うのはあまり好まないですけれども、中谷選手というのは、私たちのサッカースタイルにすごく合っているなと思っています。やはり、前に行く力と、同時にスペースをしっかりと把握できるというところでチームに適応を示してくれていると思います。ですので、彼に対してもしっかりとサポートを、チームを助けてくれているという思いもありますし、と同時に、私たちスタッフの方も彼に成長を促せるように今後とも全員でサポート、助けていきたいと思っています。」

Q「去年は去年のことだと思っていますが、長らく勝利がなかったところで久しぶりにホームで勝利を挙げられて、サポーターの皆さんも素晴らしい雰囲気だったと思うんですが、改めて久しぶりのこの勝ちをどのように感じていらっしゃるか教えてください。」
ポヤトス監督「そうですね。そういうことを自分自身もすごく感じていましたし、考えていました。しかし、本当にポジティブに捉えていきたいですし、去年、過去は変えることができず、今すぐ未来を創ることはできない、今というところが未来につながっていくと思いますので、今をしっかりとチームと共に歩んでいきたいと思っています。と同時にやはり、今日の両チーム、本当に新潟は素晴らしいチームで、フットボールの醍醐味というところをしっかりと、ファン・サポーターの方に味わっていただけたかなと思っておりますし、去年の「借金」といいますか、ファン・サポーターの皆様に対しての「ローン」じゃないですけども、まだまだ勝利を届けていなかった「借金」も私たちには残っていますので、そういったところで、パナソニックスタジアム吹田で一つでも、多くの勝利をファン・サポーターの皆さまに届けて、楽しんでいただくというところをチームと共にこれからもやっていきたいと思います。」