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試合日程・結果
天皇杯 決勝
2024.11.23(土 祝) 14:00キックオフ
2024.11.23(土 祝) 14:00キックオフ
vs.ヴィッセル神戸
国立競技場
試合終了
0
-
1
0
前半
0
0
後半
1
64 ' 宮代大聖
試合後監督コメント
ポヤトス監督「まず、ヴィッセル神戸の皆様におめでとうございますという祝福の言葉を捧げさせてください。試合に関してはファンの皆様にタイトルを届けられなかった悔しさでいっぱいです。前半は我々が神戸を上回っていたと思います。しかし、決定機をしっかりと決めておきたかったと思っています。後半はボールの流れが悪く、一彩(坂本)と山田康太にボールが入らず、ボールを触る回数が少なかったのかなと思っています。得点を決められた場面はヴィッセル神戸のタレント性をもって一つの瞬間でやられてしまった。しかし私たちにもダワンの決定機もありましたし、そこを決めきることができていればと思います。本当に悔しく思っています。しかし、ガンバはこの大会を素晴らしい大会にできたのかなと思っています。広島、横浜FMら難しいチームを相手にしっかりと勝ちあがることができました。あとは落ち着いて自分自身振り返りをしたいと思います。」
Q「今日の試合前に宇佐美選手の怪我のリリースがありましたが、彼がいない影響と彼が出られないことによってチームがどうのように試合に臨んだかを教えてください。」
ポヤトス監督「ここは言い訳をしたくないと思っています。彼は大会の2日前に肉離れになってしまいましたが、彼の姿勢でしっかりとチームを助けてくれました。他の選手達はもっともっと気持ちを高めていっていくれたと思いますし、自分の感覚としては影響はなかったと思っています。ガンバ大阪のファンのために全員がしっかりとやってくれたと思います。」
Q「残念な試合結果でしたが、ガンバの今年一年間の成長を物語った試合だったと思いましたが、監督はどのように感じておられますか。」
ポヤトス監督「自分自身の目的である、このガンバを常に戦える位置に持っていくことを示せたと思っています。本当に勝ちたかったですし、タイトルを獲るチャンスが目の前にあったんですが、今回の負けも含めてしっかりと成長に繋げていきたいと思っています。この一年間、見えない所の様々な仕事を全員で行ってきました。もちろんまだまだ足りないところはあるかもしれませんが、クラブ、スタッフ、選手も含めて全員で努力してきました。必ずこのガンバというチームをいるべき場所に、全員で戻していきたいと思っています。」
Q「今日は欠場になってしまいましたが、宇佐美選手が今シーズン通じて熱量という言葉を選手に使って、それがチームのキーワードにもなっていたと思います。今日は宇佐美選手は不在でしたが、今日のチームの戦いからどんな熱量を感じていたかお聞かせください。」
ポヤトス監督「疑いもなく、魂を込めて、全てを出し尽くしてくれたと思っています。そんな選手たちのおかげで素晴らしいシーズンになっていますし、今日の結果に対してはすごく悔しく思っていますが、スポーツというものはどうしても勝ち負けがついてきます。ですが、関係者の皆さまも選手の戦いぶりに誇りをもってもらえたと思えますし、重ねてになりますが、選手たちのおかげで素晴らしいシーズンになっていると思います。」
Q「前半は素晴らしい内容だったかと思いますが、監督もおっしゃられたように、後半になって流れが悪くなったかと思います。前半うまくいった要因と後半うまくいかなかった要因を監督が感じているところがあれば教えてください。」
ポヤトス監督「前半は神戸のポイントとなる武藤選手、宮代選手がプレッシャーにくるところ、倉田選手を内側に入れて、サイドバックの酒井選手をブロックしつつサイドで2対1をつくるような対策をしっかりとやってきたこと、それを我々が実行できた前半だったと思います。後半、相手がラインを上げて、2対1の部分の対策、ズレをつくることができなかったところがあり、こちらの守備が届かなかったということがあったと思います。相手のブロックを崩すことが厳しかったです。ただ、神戸さんも我々にそんなに大きなダメージを与えられたかというとそれほどなかったと思いますし、だからこそ悔しく思っています。」
Q「今日は中谷選手がキャプテンマークを巻きましたが、彼の活躍をどうみたかと、宇佐美選手の代わりにチームにどのような影響をもたらしてくれたかを教えてください。」
ポヤトス監督「本当に中谷選手はこのチームにとって本当に重要な選手ですし、今日も含めてチームのメンタルの安定性もたらしてくれる選手です。と同時に、彼の良さ、試合を読んでプレーしてくれました。足はそれほど速くないんですが、彼の頭の中は常に先を読み、試合読んだプレーをしっかりと発揮してくれたと思います。本当に自分自身はJリーグの中でも唯一無二のセンターバックだと思いますし、我々のスタイルにしっかりと合った選手だと思います。」
Q「失点の場面の少し前に神戸がメンバーチェンジをして宮代選手がポジションを移りました。その影響はなにかありましたか。」
ポヤトス監督「宮代選手が中に入ったことは気にしていませんでした。神戸さんというチームは大迫選手に徹底してボールを入れていき、そこに宮代選手、佐々木選手、武藤選手が関わるというチームです。ですので大迫選手がいる、いないでは違った顔がでてくるチームだと思いますし、今日は宮代選手がそこを突いてきたのかな、と思います。」