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2026.3.20[チーム]

[プレビュー]7連戦の最後は勝点3で飾る。ガンバが福岡相手に連勝へ

個の力と強度の高さを持つ神戸に対して、ガンバの現在地が問われた前節は終了間際の失点で今季4度目のPK戦にもつれこんだものの、ガンバは勝点2を手にし、暫定ながら明治安田J1百年構想リーグWESTで首位に再浮上した。
「正直、アウェイの神戸戦は非常に難しい戦いになると思っていたが、あれだけのチームと良い戦いが出来た」とヴィッシング監督が語ったように、前半から原点回帰のハイプレスで主導権を握っただけでなく、「神戸のハイプレスをしっかりとボールを動かしながら剥がして、前にボールを届けることができたし、いい攻撃が出来た」と、安部とともに中盤を制圧した鈴木も胸を張った。

毎試合、勝点3を積み上げるのが理想だが、連戦の中では例えPK戦にもつれこんだとしても、勝ち切って勝点2を積み上げていくことが今回のレギュレーションでは必要になる。ただ「もったいない試合だった。勝点1を落としてしまった」と安部は神戸戦への悔しさを滲ませたが、福岡戦では90分で勝ち切る作業が不可欠だ。
「連戦最後の試合ということもあるし、しっかり勝点3を取っていきたい」(ヴィッシング監督)。再び中2日での連戦になるが、今季のガンバらしいハイプレスに軸足を置きながらも、神戸戦の2点目で見せたロングカウンターが象徴するように、チーム全員のベクトルを「前」に向けるのみだ。

今季から塚原監督が率いる福岡は現在WESTで最下位。まだ90分間での勝利がないが、それだけに「リバウンドメンタリティじゃないけど、どこで、どんなパワーが出てくるか分からないので集中して挑みたい」と鈴木は警戒を口にする。
福岡陣内で攻守両面に押し込みながら主導権を握るのが理想だが、一方で気をつけたいのは神戸戦でも喫したセットプレーからの失点だ。毎試合のように数多くの決定機を作り出せているのはチームの確かな成長だが、「失点が多いし、60分過ぎぐらいから押し込まれる展開がこれまでの試合でも多いので課題」と話すのは安部。「警戒したいのは福岡のカウンターと高さ、そして前線のパワー。そこに関してはチームの結果の流れとかは関係ないし、気を抜くと仕留められてしまう」と山下も警戒を口にするが、前節の清水戦ではシャハブ ザヘディがPK戦に持ち込む貴重な同点ゴールをゲットしており、ナッシム ベン カリファも含めて外国籍のアタッカーには注意が必要だ。

「今の順位を気にすることなく、自分たちを過大評価せず、気を引き締めながら準備していきたい」とヴィッシング監督も今のチーム状況に満足感は見せていないが、ガンバが目指す戦い方にブレはない。

「連戦の最後の試合も疲労とか関係なくやりきるだけ。僕らのスタイルでやりたい」と攻守に奮闘する山下は力強く言い切った。
戦って、走り切り、そして勝点3を掴み取る。
7連戦の最後をサポーターとともに勝ち切るだけだ。