片野坂監督「非常に悔しい残念な結果になってしまって水曜日、ナイターにもかかわらずガンバのファン・サポーターにたくさんお越しいただき、最後まで一緒に戦ってくれたんですけど、またも悔しい思いをさせて帰らせてしまうことが本当に申し訳なく思います。鹿島さんとは4回目の対戦でこれまでも、勝てず悔しい思いをしてきたので今日こそはというところで、選手は本当に連戦の中、いい準備をしていい入りをして、もちろん強い鹿島さんではありますけど、いいチャレンジをしてくれたと思います。これまでの対戦より自分たちもチャンスを作ることはできましたし、今我々がトライしているというところも、選手も切らさずに最後までファイトしてくれました。そのよかった部分を今後にも継続して、またこういうゲームを勝ちに繋げられるようしていくしかないと思います。また連戦で中2日で厳しい状況は続きますけど、前を向いて切り替えて次のダービーで必ずホームで勝利できるようにしっかりと準備したいと思います。」

Q「コンディションが厳しいのは皆そうだと思いますが、その中で先発メンバーをあまり入れ替えずに来た理由を教えてください。」
片野坂監督「シンプルに鹿島さん相手に戦えるメンバーというのがこのメンバーだということですね。」

Q「そこは疲労があったとしても、なかなかベンチ外になっている選手よりは今先発で出ている選手の方が、どういう点で相応しいとお考えなのでしょうか。」
片野坂監督「まず一体感を持って戦ってくれるところと、タスクをしっかりと遂行してくれる、チームのためにやってくれる、信頼できる選手をとにかく使わないといけないと思いますし、もちろん連戦というのはもう、分かっていたことなので2日でも3日でもその期間で回復してやっぱりパワーを出さないといけないですし、走らないといけないですし、走れる準備をやることしかできないと思いますし、その信頼をおける選手たちというところで今日のメンバーを選考しました。もちろん、メンバーに入っているサブのフレッシュな選手もいますし、大阪に残っている選手もいます。決してそういう選手がダメとかではなくて、やっぱり足りていないところがあるからこそ、なかなか先発でというところはあるというふうに捉えて欲しいですし、そういうところにまた目を向けてチャレンジして欲しいと思います。」

Q「前半はピンチもありましたけど、0-0でしのいで後半1点を取られたところで、ここ最近の試合でも多いように、また2点目を取られるまでの時間が短いというところでしたが、今日の試合では何が起こっていたと感じられますか。」
片野坂監督「やっぱり連続の失点は痛いですし、できるだけ失点は避けたいところはありますけど、これだけクオリティのある選手がベンチにもいる中で鹿島さん相手にやっぱりゼロで抑えるというのは非常に難しさはある中で、やっぱり先に我々が先制点のチャンスがあった中で、その点を取れていればというところと、とにかくそこは失点しないように1人、1人が粘り強く集中力高く、最後までタフに戦えるかというところはあると思います。後は、代わった選手を含めてチームのために、というところでやるしかないという風に思います。」