ポヤトス監督「いいチーム同士の拮抗した試合だったんじゃないかなと思っています。前半は自分たちの微調整が合わずに失点という形になってしまいました。その中でも失点後しっかりとコントロールしながら、ゲームを運ぶことができたんじゃないかなと思っています。後半は自分たちがチャンスを作りながら、2得点を取ることができて試合をひっくり返すことができたのですがラストのアディショナルタイムに不運にもディエゴ（クォン ギョンウォン）のところで最後ああいった形になってしまった。そういった感じの残念な試合になったと思っています。」

Q「最後に追いつかれてしまいましたが、キャンプから積み上げてきたことがどれぐらいできたのでしょうか。収穫と課題のどちらが大きかったのでしょうか。」
ポヤトス監督「そうですね。今、全部ができてしまっているということは逆に問題じゃないかなと自分自身は思うので、今チームが始動して一ヶ月ちょっとぐらいが経ちましたがコンセプトのところは明確になっているのですが、その今取り組んでいるコンセプトのところを今後より完璧にしていく必要があるんじゃないかなと思っています。」

Q「GKのところですが、これまでガンバでは東口選手がスタメンでしたが、谷選手をスタメンに起用した理由を教えてください。」
ポヤトス監督「相手を分析して、この場合レイソルさんを分析した中での判断で、空中戦のところが多くなるかなと思ったので今回は谷を使いました。ただ谷をこの初戦で使ったからといって、今後全部の試合で谷がプレーしていくという意味合いは全くなくて、東口も本当に素晴らしいGKで、僕自身好きとかでなく、本当に彼には惚れ切っているので、それぐらい彼のことはいい選手だと思っています。」

Q「宇佐美選手をインテリオール（インサイドハーフ）で起用し、組み立てにも絡みながらゴールという仕事もやってのけましたが、彼の評価と、もしプレーで課題があれば教えてください。」
ポヤトス監督「彼自身が中でプレーするのが好きな選手なので、中にいることでボールにいっぱい触ることができますし、ゴール自体も中央にあるのでそこを目指すというところが出来るので、そういったところで彼が中でプレーするという好きなところを活かしながらあのポジションに置いています。彼自身は怪我から戻ってきてまだまだ時間が必要な段階じゃないかなと自分自身は思っています。課題のところで言うと、もっとボールの動かし方のところを今後さらに良くしていった中で、優位性、アドバンテージができたところをもっと皆で突けるように彼を含めてやっていきたいなと思っています。」